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メモを取りましょう

その時は覚えているつもりでも、記憶はあてになりません。

その場でメモを取る習慣をつけることで、間違いのない仕事をする、または間違いを減らすことができます。

メモを取ることができない場面もありますが、書ける場所に戻ったらすぐにメモを作りましょう。

また、メモ用紙に書くだけがメモではありません。

パソコンやスマホを活用しましょう。ちょっと気になったサイトや、SNSでみかけた投稿など、どんどんブックマークしていきましょう。ブックマークも立派なメモです。すぐに膨大になってしまうかもしれませんが、ときどきチェックして必要でないものは削除していくとよいですね。

とにかく、自分の記憶力を過信しないことが大事です。

メモを取ると安心して忘れてしまう、頭に覚え込むのが大事だ。という人もいますが、何から何まで記憶にとどめようとするのは非効率的な頭の使い方だと思います。メモは外部記憶装置です。

アイデアメモの場合、あとでそれを種に少しずつ膨らませて、立派な企画にまとめることができます。白紙の状態から立案するよりも、種があれば格段に楽です。

レコーダーでメモをとる人もいます。一長一短だと思います。

長の方は、正確だということです。あとで、言った言わないの議論になりそうな場合は、レコーダーでとっておくと証拠になります。

短の方は、テキストへの書き起こしに手間がかかることです。音声読み取りソフト等で楽になってきましたが、それでも、一定の長さのものをテキストにするのはちょっと厄介です。

長短を検討して、ケースバイケースで利用するとよいですね。

写真は便利です。

掲示物やポスター、回覧物は手書きでメモする必要はありません。スマホ、カシャで一発です。なるべく写真にタイトルを入れておいた方が後で探すに便利ですが、日付順に並んでいるだけでけっこう探せるものです。

紙のメモとスマホの連動もよいですね。紙のメモを撮影しておくと、あとで、日付時間等が分かって便利です。前後の写真で場所やその他の状況も思い出しやすいです。

さて、メモをとるためには紙とペンが必要です。

まず、紙です。メモ用紙として市販されているノート風のもの、ポストイットなど何でもよいです。カバンだけでなく、ポケットにもあればよいですね。私はA4のコピー紙を4つ折りにしたものを、ポケット、カバン、机の引き出し、車の中、いろいろなところに置いています。

次にペンですが、これも何でもよいと思います。問題は必要な時に手元にあることです。あちこちに入れておく、置いておくことですね。

結論

メモを取る習慣はとても大事だと思います。ですから、紙とペン、スマホなどを利用して、どんどんメモを取りましょう。

ただし、メモには鮮度があります。仕事上のメモは、数日でたいして役立たないものになってしまいます。その日のうちに読み返して次の仕事の組み入れていきましょう。

アイデアメモは、ほとんどが、ボツになると思いますが、なかには有効なものが潜んでいることがあります。

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