雇用先とのトラブルについては労働基準監督署に相談するのが一般的ですが、労働局の雇用均等室に相談することもできます。
雇用均等室というのは都道府県労働局の一部門です。労働局に設置されているので各都道府県に一つだけしかありません。交通の面では不便です。
雇用均等室は職場での、セクシュアルハラスメント ・母性健康管理 ・妊娠・出産・育児休業等に関する問題を中心に扱っています。
雇用均等室のパンフレットに、こういう相談がありますという事例が載っていたので紹介します。
以下引用=
上司からのデートの誘いを断ったら、仕事を回してもらえなくなりました。
妊婦検診に行きたいのですが、休ませてもらえません。
妊娠し、産休と育休を希望したら、他の社員に も 迷 惑 が か かる ので、退職して欲しいと言われました。
体力のいる仕事だから女性には無理と言われました。
女性だからと言って重要な仕事を任せてもらえません。
育休から復帰しようとしたら、復帰する場所はないと復帰を拒まれました。
パートで働いてきましたが、同じ会社で正社員になりたい。
育児のための短時間勤務を希望したら、認められないと言われました。
自分はパートですが、正社員と同じ仕事をしています。賞与の金額が正社員とは大幅に違っていて納得できません。
=引用以上
事例をみると、いろいろなことを気軽に相談することができるような感じです。一人で抱え込まず、労働局雇用均等室で相談してみませんか? まずは電話でも。
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