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ハローワークではどのような手続きをするか

ハローワークに行けば次のような順序で手続をすることになります。

求職の申込 → 受給説明会 → 求職活動 → 応募選考 と続きます。

以下で、一つ一つ説明します。

求職の申込

まず求職の申込みをします。

これは、「仕事を紹介してください」と申し込むことです。

失業給付の基本手当をもらうためにハローワークに行ったとしても、基本手当は仕事を探しているのに仕事が見つからない人に給付されるものです。言い換えれば、仕事を探していない人には基本手当は支給されないのです。

職業安定所の担当者に職を探したい旨を申し出ると、「求職申込書」を渡されます。これに就職についての条件(希望職種や賃金)等をに記入します。

求職申込みが受理されると「ハローワークカード」が渡されます。このあと職業安定所に行くときはこれを持参します。また、このとき「〇月〇日の受給説明会に出席してください」と説明会の日時を指定されます。

受給説明会

指示された受給説明会には必ず出席してください。行かないと基本手当受給の対象になりません。

説明会では「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」が手渡され、第1回目の「失業認定日」が確認できます。失業の認定は原則4週間に1度更新する必要があります。

失業の認定を行った日から1週間程で、指定した預金口座に基本手当が振り込まれます。 再就職が決まるまでの間、所定給付日数を限度として、「失業の認定」、「基本手当の受給」を繰り返しながら仕事を探します。

求職活動

次に求職活動をします。求職活動をしなければ基本手当を受給できなくなる危険があります。窓口の人に相談したり、求人企業のファイルを見たり、端末で検索したりして応募したい求人情報を探します。

求職登録をすると、ハローワークインターネットサービス上に「求職者マイページ」を開設することができます。ログインアカウントとしてメールアドレスが必要です。

資格・経験等、求人公開カードのすべての要件を満たしていない場合でも、遠慮しないで窓口に相談したほうがよいです。先方に問い合わせてくれて、面接してもらえることがあります。

応募したい会社が決まったら、窓口に申し出ると先方に連絡をとった上で「紹介状」を出してくれます。面接の際にはこの「紹介状」を持参することになっています。

なお、求人票に書いてある内容を鵜呑みにしない方がよいです。残業は本当に少ないか、有給休暇がとれるかなど、気になることがあったら、遠慮しないで面接のときに確認した方がよいです。採用後に続けれなくなるより、自分の条件に合わないことが分かって事前にパスする方がうんとマシです。

求人への応募だけでなく、ハローワークや許可・届出のある民間機関が行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、各種講習、セミナーの受講などへの参加なども求職活動にカウントされます。

応募選考については次のページをごらんください。

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