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次にやることを見えるようにする

目の前に置く 予定を忘れないようにする。当たり前のことですが、けっこう苦労してきました。今は次のようにやっています。 進行中の書類を入れるカゴを用意します。 書類は、透明のクリアファイルに挟みます。 この二つの手順で、だいぶうっかりミス減らすことができました。 具体的には、 会合の案内など、先の予定が文書で送られてきたら、すぐにクリアファイルに挟んでカゴに入れます。メール連絡であればプリントして同様にします。 もちろん、こんな紙ベースのやり方でなく、PCやスマホだけでやっている人も多いと思いますが、モノが目の前にあると違います。未決(進行中)の可視化です。 直前で慌てることが、ほぼ無くなりました。 ポイントを一つ。カゴの中に何があるかを繰り返し点検することです。毎朝必ず、全部のファイルを取り出して、日付順に並べ替えをしつつ、ざっと点検しています。 一覧性のあるスケジュール表による管理も併用しなければなりません。紙でもスマホでもよいですが。 トップページ > 仕事のコツ >このページ

メールのビジネスマナー

ビジネスメールの構成 ビジネスメールは、本文の書き方はもちろん重要ですが、基本的な形がしっかりしていると、印象がよいものです。 タイトル、本文(宛先、挨拶と名乗り、用件)、署名が基本的な構成です。 タイトルの書き方 メールにはタイトル(件名)を書く欄があります。空欄でも送れますが、ビジネスメールでは必ず入れるようにしましょう。 タイトル例 〇〇会議の開催について 〇〇資料のご送付 〇月〇日の打ち合わせの確認 「おはようございます」「先日はありがとうございました」というタイトルは迷惑メールに見えることがあります。 本文の書き方 宛先 一番最初に宛先を書きます。 名前だけでなく、会社名 、部署名、役職名も書きます。 名前のあとの敬称を忘れないようにしましょう。宛名の書き間違えは失礼です。名刺などで確認しましょう。昇格していることがあるのでその点にも注意が必要です。 CC、BCCは、会社の決まりがある場合は従わなければなりませんが、特に制約がなければ、なるべく使わない方がよいでしょう。特に、CCは、相手に全員のメールアドレスが表示されるので嫌がる人も多いです。注意しましょう。 件名 件名は空欄でも送れますが、ビジネスメールのときは、件名を必ず記入しましょう。 件名は、単に「ご報告」「ご連絡」ではなく、「○○についてのご報告」「〇〇に関しての問い合わせ」などのように、内容が推定できるような書きかたをします。 書き出し 手紙の場合は、「拝啓」「謹啓」などの頭語(とうご)から始めますが、メールには頭語を付けません。 また、手紙は頭語のあとは時候の挨拶を書きます。早春の侯 寒さの中に春の気配を感じる頃となりました。などというところです。 初めての人にメールするときや、久しぶりにメールをするときなどは、時候の挨拶を入れて丁寧にすることもありますが、メールの場合、時候の挨拶を省略するのが普通です。 次のような書き出しが一般的です。 いつもお大変世話になっております(こと、厚く御礼申し上げます)。 用件を書く この後に、用件を書きます。 締めのあいさつを書く 用件を書き終えたら、締めのあいさつ文を書きます。メールの場合は、手紙のような「敬具」「敬白」などを結語(けつご)を書きません。 よろしくお願いいたします。が普通です。 署名 メールの最後に記載する、会社名、氏名を署名といいます。

電話のビジネスマナー

電話をかける前の準備 相手の番号を確かめる 呼び出す相手の所属、名前を調べておく 用件、話す内容、順序を簡単にメモしておく 必要になると思われる書類、資料等を用意する 途中で何度も「少々お待ち下さい」と言うことにならないように心がける 電話のかけ方 こちらを名乗り相手を確かめる 「○○様でいらっしゃいますか。〇〇株式会社の〇〇でございます。毎度ありがとうございます」 (午前10時くらいまでは「おはようございます」を加える) 話したい部門、担当者に取り次いでもらう 用件を話す 相手の返事をメモする 電話の受け方 なるべく早く出る 受話器をとった反対の手で筆記具を持つ 何度も鳴ってから出るときは、「お待たせいたしました」という 挨拶言葉の基本 午前10時ころまでは「おはようございます。〇〇株式会社でございます」 午前10時ころ以降は「はい。〇〇で株式会社ございます」という 「もしもし」だけで出てはいけない。 先方の会社名、氏名等を正しく聞きとる 「どちら様でいらっしゃいますか」 取り次ぎを頼まれたら、指定部門、担当者等に取り次ぐ 指名された人は、待たせずすぐ出る 電話の取り次ぎ方 相手を待たせぬよう、迅速に取り次ぐ 同姓の者がいるときは、名前、所属等を確かめる 指名人が席にいないときには、できる限り早く連絡を取る あまり時間がかかるときには、途中で断るか、一度切ってもらってかけなおす 指名人不在の時は、その理由をはっきり述べできればいつ頃帰る予定かも知らせる 「ただいま、外出中でございますが、だいたい××時頃に戻ってくる予定でございます」 伝言があれば正確にメモを取り、必ず報告する 「何かご用件がございましたら承りますが」 指名のない場合は、用件をよく聞いて精通した人に取り次ぐ 自分の権限外のこと、または判断しかねることは、係、上司に取り次ぐ 不在中の電話は伝言がなくても、本人が戻ったとき必ず報告する 電話を終わるとき 丁寧に挨拶する 「ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします」 受話器は先方より後に静かにおく (一般には、呼び出した方が後におく) その他の注意事項 言葉ははっきりと 会話は要領よく明瞭に 礼儀正しく 長話は迷惑 通話中、調べものをするときは保留音に切り替える トップページ > 仕事のコツ >このページ

訪問のビジネスマナー

訪問の手順 漫然と訪問しても効果があがりません。きちんと事前準備することが、訪問の成果を左右します。 事前調査 ネットで調べるなどして、相手先についての情報を入手しましょう。訪問先が興味を持ちそうなニュースをチェックしておくと話しが途切れません。また、肝心な要件を忘れないように、要件をメモしておきましょう。 訪問準備 原則として、訪問の約束をとってから訪問します。出かける前に名刺、カタログ、見本などの、持ち物を点検しましょう。 面談後 面談をしてくれた人、約束したことなどを忘れないうちにメモしましょう。 面談の基本 営業担当者の態度、話ぶり、身だしなみによってお客様は営業担当者の人柄を判断します。 初対面のお客様に好ましい第一印象を与えるにはどうすればよいでしょうか。 基本は、信頼感を与えれるかどうかです。 お客様は、耳でことばを聞きながら、目で営業担当者の態度や表情、服装などを観察しています。 態度や表情の基本は次の3つです。 ① 穏やかな様子 ② 落ち着いた動作 ③ 正しい姿勢 服装、身だしなみも大事です。「ボロは着てても心は錦」という言葉もありますが、営業担当者はそれでは通用しません。 話し方 一般的な話法を説明します。あくまで一例です。地域、業種、個人差などにより違います。各自研究し、臨機応変に活用して下さい。 具体的に話す 形容詞は名詞の敵といわれるそうです。形容詞を多用すると抽象的になり、焦点がぼやけやすいものです。 具体的に話す方法として最適なのは実演することです。お客様の目の前で商品を実際に見せたり、操作して説明するのが一番です。 簡潔に話す 商品説明を省略せよというのではなく、説明を短いセンテンスにしてつなぐことです。 専門用語をうまく使って話すことも大事です。(専門用語を使いすぎると逆効果になることもあります。お客様になじみの薄い専門用語を使った場合、その場ですぐ簡単な解説をつけるようにするとよいでしょう) 話しの順序を工夫する 独断や飛躍がないように注意する。 商品知識の出し惜しみをしない。 自社の商品にだけ都合のよいような話をしない。 お客様の頭の中には、なぜ、どのくらい、いつ、どんなふうにと疑問詞がうかびます。「うん」「うん」と返事はしてくれても、心の中では「なるほど」ではありません。 お客様の「うん」「うん」は一種の外交辞令と考えて、買う

仕訳のルールを覚えよう

仕訳とは 仕訳(しわけ)とは、取引を記録することです。 仕訳は簿記のルールで行います。 経理の仕事をするには、少なくとも日商簿記3級の知識が必要、と言われています。 しかし、今の時代、そこまでの知識はいりません。 経理ソフトを使うからです。 取引の内容と勘定科目を結びつけることができれば充分です。 勘定科目もたくさん覚える必要はありません。日常で用いる勘定科目は10個程度のものです。それ以外の勘定科目は、めったに使わないので、必要が生じたときに検索すれば充分です。 では説明します。 仕訳の例 例えば、新聞代を4,000円払ったとき、 新聞を買った=新聞図書費という経費が発生した 払った=現金という資産が減少した と分解します。 わざと難しくしていると思うかもしれませんが、この考え方は、簿記特有の考え方なので、こういうものだと割り切って記憶するしかありません。 振替伝票は次のように書きます。 借方 貸方 新聞図書費 4000 現金 4000 借方は左側、貸方は右側という意味です。最初はあまり気にしないで、単純に暗記してください。 上の「新聞図書費」というのが勘定科目ですが、これを取引内容に応じて変えるだけです。 コピー紙を買ったのであれば「事務費」または「事務消耗品費」、 銀行に振込手数料を払ったのであれば「手数料」または「支払手数料」 上の例は、右側が「現金」になっていますが、預金から引き落としになったのであれば、そこは「普通預金」などとなります。 次は、収益があった場合の仕訳です。 今日一日の売上が3万円で、全部現金で受け取った場合 借方 貸方 現金 30000 売上高 30000 現金の位置が、左になっていますね。先ほどの新聞代では、現金が減ったので右に書きました。今回は現金が増えたので、右に移ったのです。これも簿記のルールです。 勘定科目については、何を買えば〇〇費というルールが、すでにあるはずです。先輩から聞いたり、前の仕訳をみれば分かります。 金額を間違わないように、そして、勘定科目を右に入れるか左に入れるかを間違わないように入力すれば、あとは経理ソフトが計算してくれて、集計表が作成されます。 仕訳のルール 仕訳では勘定科目の種類によって、増加の場合(減少の場合)借方(左側)・貸方(右側)のどちら側に書くか決まっています。   借方(左)に書く 貸方(右)

市町村民税と道府県民税をまとめて住民税という

住民税とは 住民税は、市区町村や都道府県が徴収する税金です。 1月1日の時点に住んでいる住所地の自治体から課税されます。 会社などの法人も地方自治体から行政サービスを受けているという考えにより、法人にも法人住民税が課せられますが、このページでは個人住民税を解説します。 住民税の構成 住民税の額は、通常、所得割と均等割の2つを合算して計算しています。 所得割 所得割は前年の所得金額に応じて課税されます。 所得は、給与や事業経営による収益、不動産賃貸料などがありますが、それらの前年1年間の所得に応じて課税されます。 均等割 所得金額にかかわらず定額で課税される税額を均等割(きんとうわり)といいます。 所得割、均等割ともに各市区町村や各都道府県がそれぞれ定めているので、違いがあります。自治体のホームページで確認できます。 住民税の納付方法 住民税には、「普通徴収」と「特別徴収」という2通りの納付方法があります。 普通徴収 自分で納付する方法です。役所から納税通知書と納付書が送られてくるので、銀行の窓口やコンビニで支払うか、口座振替で納付します。 個人事業主等は、確定申告をするので、自治体はそれに基づいて税額を決めて納税通知書を送ってきます。 納税通知書は5月下旬から6月中旬に送られてきます。納税通知書には住民税の年税額が記載されており、その納期は年4回となっています。 ただし自治体によって異なる場合があるので、納税通知書の書面等で確認してください。 特別徴収 給与や年金からなどから天引きされる方法です。 特別徴収では住民税が給与天引きになり、勤務先が本人に代わって納付します。税金の納付手続きは自動的に済まされるので、納税者本人が何かする必要はありません。 会社などに勤務している人は、会社から「給与支払報告書」を自治体に提出するので、それに基づいて税額が計算され、自治体から会社に対して、住民税を各月の給料から差し引いて納付するように指示があります。 退職や転職があった場合 会社などに勤務している人でも、退職や転職によって住民税を給与天引きできない場合もあります。退職時に勤務先から退職後の住民税についての説明があります。しっかり確認しておきましょう。 6月1日~12月31日に退職した場合 退職する月の支払い分は特別徴収(給与差し引き)で徴収してもらい、退職する月以降に支払うは

会社員は年末調整で所得税の過不足を精算する

年末調整とは 本来、税金は、納税者本人が所得税額を税務署に申告して、納付を行うのが原則です。 ところが、会社員等の場合には、納税者である会社員は自分で納税の申告をする必要が無く、税金の計算や徴収事務を会社が行うことになっています。 これを源泉徴収制度といいます。 源泉徴収制度の定めに従って、会社は毎月の給与や賞与から所得税を差し引いて税務署に納付しています。 ただし、毎月の税額は、仮の計算で算出しているので、正式な計算による税額と一致しません。 そこで、12月の最後の給与(または賞与)の支払時に、正式な税額計算をして、もらい過ぎていれば返し、足りなければ追加徴収します。 この事務を「年末調整」と言います。 年末調整の対象者 年末調整の対象となる人は、会社などに1年を通じて勤務している人や、年の中途で就職し年末まで勤務している人です。12月時点で勤務している人はほとんどの場合対象になります。 ただし、次の人は除かれます。 1 1年間に支払うべきことが確定した給与の総額が2,000万円を超える人 2 災害減免法の規定により、その年の給与に対する所得税及び復興特別所得税の源泉徴収について徴収猶予や還付を受けた人 また、 2ヶ所以上から給与を支払われていて、他の勤務先に扶養控除申告書を提出している人も年末調整の対象外です。 さらに、年末調整までに必要な書類を提出していない人は自分で確定申告をする必要があります。 会社に提出する書類 年末調整の書類は、通常は次の3枚です。 「令和〇年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」 「令和〇年分 給与所得者の基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書」 「令和〇年分 給与所得者の保険料控除申告書」 生命保険と地震保険については、加入している各生損保会社から「保険料控除証明書」が送られてきます。 年末調整は年に一度しかないので、すぐに忘れてしまいがちです。記入した書類をコピーして保存しておけば来年役立ちます。 年末調整用の用紙や記載例は国税庁のホームページからダウンロードすることができます。 トップページ > 給料明細書の見方 >このページ